長年、果樹園芸農家やっています。
僕は職業柄、果物が大好きで、ちょっとうるさい方だと思います。シナノゴールドは、そんな僕が自信をもってオススメできる品種です。今回は、実際食べて感動して、興味が沸き、あちこちリサーチしてまとめてみました。
最後まで読んで頂ければ、きっと美味しいリンゴに出会えると思いますよ!
まずは、実際に食べてた感想
最初に食べたのは2021年11月上旬の鮮度抜群の物でした。産地は忘れてしまいましたが、全体に黄色く綺麗な、400g越えの大玉。そのままかじっても良かったのですが、今回は皮を剥いて食べました。
まず、一切れ口に入れると、シャキッ!っと気持ちいい歯ごたえでした。そして、ジューシーな果汁と共に、パンチのある甘みと酸味に感動しました。香りは割と普通でしたが、とにかく味が濃かったです。
コレ、今まで食べたリンゴで一番好きな品種です。感動しました。

シナノゴールドの上手な買い方・選び方
好みで選ぼう!産地が寒い程、酸味が強い!
主な産地として、長野県と青森産がありますので、
- 酸味が苦手なら長野県産
- 酸っぱい方が好きなら青森県産
を選ぶとよいそうですよ!
他の産地でも栽培が広まりつつあります。
美味しい果実の見分け方
実際に手に持って選ぶなら、以下の条件を満たすものを選ぶとよいようです。
- 色は濃い黄色いこと。
- お尻の花の名残の部分が開いていること。
- 表面がべたべたしていること。
- 果実がずっしり重たいこと。
以上の条件を満たしている果実が完熟している証拠のようです。これであなたも目利きですね!
ただし、果実は繊細ですので、お店ではくれぐれも丁寧に扱ってくださいね。
鮮度が大事!産地直送で購入しよう
前述の美味しいりんごを選ぶコツを心がけても、鮮度が落ちていては美味しくありません。いくら貯蔵性の良い品種とはいえ、店頭に長く置いてあるとボケてしまいます。
そこで、鮮度を優先して産地直送で購入するのも有効な手段といえるでしょう。
『JAタウン』『楽天市場』で探すとよいでしょう。凄腕の農家さんを見つけることができると、毎年最高のリンゴが手に入るかもしれません。
一例として、よさそうなショップを一つ上げておきますね。
訳アリ品は安価ですが、味にばらつきも大きく、日持ちが悪く結局だめにしてしまったりします。 個人的には、思い切って秀品を購入した方が経験上満足度が高いと思いますよ。
さぁ、採れたての美味しいリンゴを探しに行きましょう!

更に詳しく!シナノゴールドという品種について
シナノゴールドのルーツ
シナノゴールドは、長野県果樹試験場で1983年に、『ゴールデン・デリシャス』というアメリカの古くからある品種と『千秋(せんしゅう)』という秋田県の品種の花粉を掛け合わせてできた品種だそうです。品種として登録されたのは1999年とのこと。『千秋』は、日本の代表的品種『ふじ』を親に持つ品種なので、『ふじ』の孫にあたる品種となるわけです。
余談ですが、シナノゴールドは「YELLOⓇ」という名で海外進出しており、とりわけイタリアでは大人気で、イタリアで生産される40%以上のリンゴがこの品種にとって代わられるのではないかと期待されているようですよ!
さらに掘り下げ シナノゴールドの特徴
ネット上で調べたレビューなどをまとめて、箇条書きにしますね。
- 色・・・鮮やかな黄色。
- 食感・・・とても固い。『ふじ』みたいにシャキシャキ。
- 甘み・・・強い。濃厚。糖度は14~16度。
- 酸味・・・やや強いが、甘みも強いので程よし。
- 果汁・・・多くてジューシー。
- 香り・・・芳醇なリンゴの香り。
- 大きさ・・・大きい。350g程度。
- 収穫期・・・10月下旬~11月中旬
- 保存性・・・抜群。秋に買っても年明けまで保管可能。
- 加熱しても煮崩れしないので、焼菓子に最適。
まとめると、味が濃くてジューシーな万人向けするとても美味しい品種なのですね。
そして、保存性も良いので、贈り物としても最適なのですね!
違う特徴が楽しいリンゴ!シナノゴールド以外にもたくさんの選択肢。
ここからは、シナノゴールドの特徴をデメリットに感じる方へ、いくつかの品種をさらっと紹介します。
大きすぎると食べきれない方へ『高徳』
高徳(コウトク)は、小玉で蜜がよく入る品種です。
酸味と甘みのバランスは甘みがやや強めで、程よい硬さ、香りは芳醇。

やらかいリンゴが好きな方へ『シナノスイート』
シナノスイートは、甘くてジューシーさが際立つ品種です。
果肉はやわらかめで、酸味もマイルドなので、万人受けするりんごです。
酸味が強いのが好きな方へ『紅玉』
煮崩れしにくく、お菓子作りに最適といわれている『紅玉』。
酸っぱいリンゴが好きな方には生食でも重宝される真っ赤なリンゴです。
酸味が苦手な方へ『王林』
酸味をほとんど感じない甘~い『王林』。独特の甘い香りを持つ。
改めて、ほんとにたくさんの品種があることを知りました。
品種についてはこれからも勉強して、実際に食べて、詳しく記事を書けたらいいなと思っています。
最後に
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
実は、この記事は僕の記念すべき最初の記事です。至らない点も多いとは思いますが、この記事を読んで、あなたが少しでもリンゴに興味を持ち、美味しいリンゴを食べる機会が増えたなら、果樹農家として嬉しい限りです。
僕はまだまだ、リンゴを語れるほど食べれておりませんが、今後は、もっとたくさんの品種を味わい、紹介できたらと思っております。
そして、果物好きの方と情報交換していけたらとても嬉しいです。
ありがとうございました。

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